VCTオフライン大会@6/26さいたまスーパーアリーナに行ってみた

始めに言っとくと、今回はアンオフィシャルで筆者が1個人として参加した観戦記。
なので、実際に行った以外はコタツ記事だし妄想に満たされてるのはご承知おきを。
ちゃんとした記事はすでにwebに出始めてるし、せっかく自分が書くなら違う方向性でってことでね。

ミクロ「ぼっちのオジがオフを見に行く」

前半は筆者個人の感想や観戦記ね。(ちなみに後半はマクロ気味な考察)

たまアリ開催なんて大丈夫なんか?

筆者はキャラコンもリココンもろくにできず完全観戦勢としてFPS・格ゲー・LOLの大会や配信を楽しんでるオッサン。
そんな奴なのでZETAのVCT Mastersでの3位には熱狂したし、さいたまスーパーアリーナ(以下「たまアリ」)でオフライン興行やると聞いた時は驚いた。

「そんなんマジで埋まるんか!?」

ってのが当時の正直な感想だった。
コロナ関連の制限が緩和され始めた時期だけど、やり過ぎちゃうんか?
思わず収容人数を調べたよね。そしたら……最大37,000人!
(今回の実際の入場者数は13,000人×2日間、これについては後述します)

これはもう、試合や参加チームも気になるけどそれ以上に大会興行の行方が気になったわけです。

なんかチケット売れてるぞ!

オンラインで1次抽選→2次先着→3次先着とチケット販売が進んでいったけど、正直「余裕で取れるだろ」と思ってました、ハイ。

そしたら1次で全日全席種申し込んだけど抽選漏れで2次も先着負け。
もちろん2~3次分の確保やキャンセル&リセールはあるだろうけど、どう見ても「席余ってるんでお願いだから買って!」という状況には見えない。

甘く見てたなあと思って3次先着発売を開催3日前くらいに眺めてたら、「6/25(日)S席:△」と表示が。何も考えずに速攻で申し込んだよねw
本当かなーと思ってたけど、ちゃんとS席取れてました。たぶんキャンセル分だと思うけど、リセールも含めてオンライン系はこまめにチェックしてると何とかなったりしますよ~

それでも半信半疑だった……が

自分が取ったのは2日目なので、必然的に1日目は公式配信を見るわけで。
そしたらさあ、


▲Twitch公式配信より

埋まってんじゃん! マジかよ、VALO勢そこまでキテるんかよ……。
むしろ何だか怖い気持ちになって日曜の朝、たまアリに向かったわけで。

東京駅に出て、宇都宮線でさいたま新都心駅へ(オジなのでグリーン車+580円)。
大宮駅のアクセスがいい人はそっちがいいだろうけど、大体は東京出ちゃうのが早いだろうね。人によっては浦和や赤羽経由が近いって人もいるだろうけど。

そうしたら構内にも駅出口にもソレっぽい若者がいっぱい。イベント特有の待ち合わせ風景も多数。

というか、若くね? 君たちあまりに若者じゃね?(錯乱)
決してアラフィフの自分がマジョリティとは思わないけど、ここまで若年層が中心とは思わなかった。
それに、男女比の偏りがゆるい。今まで見たり聞いたり参加したりしてきたゲーム関連イベントの男女比なんて9:1、良くて8:2くらいだったと思うけど、見た感じで7:3はある。

何かもう……この時点でイベントの類の成功する雰囲気をヒシヒシと感じたわけです。

会場の様子はこんな感じ

駅から会場へは分かりやすいルートがあって徒歩5分くらいだけど、人また人。
まあ、ここら辺はスマホでパシャパシャ撮ってきたので見てもろて。

 


▲外からすでに物販ブースの行列が見える

 


▲続々とたまアリに向かうファンたち

 

▲このサイネージ1枚でもう金かかってるのが分かる

 


▲長蛇の列の末、ようやく辿り着ける物販ブース

 


▲会場外ではRedBullの試飲ガールズ&ボーイズも。写真OKサンクス!

 


▲ピンポイントで自主取材を禁じられた感。まあ、そりゃそうよね

 


▲右が物販列、中央が入場列。入場はさらに2カ所に分かれてる

 


▲場内通路はこんな感じ。さすがに中は涼しくて助かった……

 


▲通路にはいかにもな撮影してねパネルがいっぱい!

 


▲うわ、ほんま埋まってるわ……

 

自分の座席は、だいたいこの辺。


▲たまアリ公式サイトに図面があったので拝借、赤丸のあたり。

 

で、これくらいの見え方。


▲普通に見てこれくらい

 


▲スマホをズームしてこれくらい

 

45度の罠にはまったか!? と座った瞬間は思ったけど、それでも余裕でビジョンを見ることができた。それだけ、このビジョンはサイズも解像度も大きい。
たぶん、今回の会場環境で見える見えないの不満を持った人は少なかったんじゃないかな。

 

やっぱオフイベは「音」が違う

で、やっぱりオフライン大会場で一番違いを感じるのは「音」
あれだけの大空間に銃声やエージェントのVOICE、そして実況&解説が響くのは迫力が違う。
オフラインの魅力ってのを語り出したらキリがないのだけど、分かりやすく例えれば「自宅モニターと映画館くらいの違い」と思えばいいんじゃないかな。
+αで周りにも同じファンがいっぱいとかグッズ販売とか、ほかにも人ぞれぞれの無形のリアル体験ね。

面白いのが、わずかな「音のズレ」。もちろん公式配信より場内ビジョンの方が情報は早い。なのだけど、さらに眼前のリアルなシーンの方が一瞬早いんです。

例えば、1 on 1でもうすぐそのラウンドの決着が付くとします。その決まった瞬間、目の前の選手達が雄叫びを挙げて、その一瞬後に場内音声としての雄叫びが聞こえてくるんです。何だろう、配信文化が発達した現代オフラインイベントゆえの「リアルネタバレ」みたいな。
まあ、こんなギャップもここにいた人にとっては貴重な体験だったかも。

 

イベントの楽しみ方は人ぞれぞれ

席はまんべんなく埋まってて隣には若い男子2人組がいたのだけど、両手にバルーン持ちながら試合中に舟をこいで意識を失いかけてました。
学業か、バイトか、興奮で寝られずゲームで徹夜したか……若さの勢いでここまで来たんだろうなあと。

一方、オッサンは無理をしない。というか、できない。
なので、まずTECH PAUSEが入ったらトイレへ。年喰うとトイレが近いのよ……。

そしてオープニングから1st MATCHが終わると、ヤニカスの自分はすぐに会場外へ。
たまアリには常設の喫煙所は無く、今回は場内扉外に臨時で設けられていたけどそこはすでに大行列。
なので、休憩もかねて会場から完全に出ました(リストバンド着用で再入場可能)。会場出てすぐに喫煙所もあるのだけど、ここも混んでるので自分にとってのオアシス(喫煙ブースもWi-Fiもある)であるドトールへ。

 


▲たまアリ近辺にこんな感じの喫煙所があります

 

「そんなんしたら次のMATCHが始まっちゃうんじゃないの?」
──はい、そのとおりです。

そこら辺はね、配信も行われているイベントゆえの利点があって、スマホで進行状況が常に確認できるわけです。インターバル中の、


▲公式配信インターバル中の画面より

これが、オフイベに来てる人間にとってもリマインドになるってわけです。

ただ自分は朝からの疲れを癒したかったので、大胆にMATCH 2が始まって終わるまでまるまる外で休憩してました(NORTHEPTIONが先行したので長丁場になりそうな気もしてた)。

 


▲PIPで配信を見ながらメモを取ったりするスタイル

たぶん両隣の席の子らは「コイツ、オフ大会でS席取って戻ってこないぞ!?」って怪しまれただろうなw
せっかくのオフイベだから、席を離れず全てを満喫したいという人もいて当然だし。

でもMATCH開始に関わらず、外でくつろいでいる人たち結構いましたよ? 体力やモチベ含めて、楽しみ方は人それぞれってことで許してください。

イベントには「参加者補正」がある

ここは気を悪くする人がいたらゴメン。
どうしてもお金を払ってイベントに行った人間は「〇〇〇楽しかった! 行って良かった!」と言いたい補正がかかるものです。
本当にそう思って言ってる人が多いのは百も承知だし、意地が悪い考察なのも分かってるけど。

なぜかと言うと、自分が判断して選びお金と時間を費やしたものだから肯定したい気持ちになるんですよ。イベント否定=自分否定になっちゃうから。
なので冷静になると「こんなん自宅で配信見てても同じだろ」って考えに戻ることもあると思う。

そんな中で、例えば「MastersのZETAの活躍で一気にファンになり今回イベ参加したけどZETA負けてションボリ」な子が、それでもファンを続けて次のオフイベにも行くようなら、今回の大会は自己肯定のかかった補正ではなく本物の心地よい体験だったと言えるんじゃないかな。

ああ、何か面倒くさいオッサンの話でゴメン。オフイベに参加するファンの心理ってのをいろいろ考えたくてね。

では、前半の〆でNORTHEPTION勝利の写真を。
ここら辺はSTAFFのofficial photoや(取材メディアの試合中撮影は許可されてなかったように見えた)、幸運にもアリーナ前列の人が捕った写真にはかなわないけど。
あと、公式配信が結局ベスポジってのは否定できない(あっ)。

自分のスマホだとここら辺が限界でした。

では、前半はここまで。後半は今回のイベントをマクロな感じで妄想を広げます。
気楽に「当日どんな感じだったの?」って読んでくれた方は、ここまでで大丈夫です(自分の記事に対して何言ってるんだか)。

後半はこちらから(次ページでもいけます)。

VCTオフライン大会@6/26さいたまスーパーアリーナに行ってみた
「2022 VALORANT Champions Tour Challengers Japan Stage2 – Playoff Finals」観戦記。 前半は実際にさいたまスーパーアリーナへ観客として参加した様子。 後半は今回のオフラインイベントを規模や歴史から考察。

 


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