CapcomCup2019参加を争うCPT2019のボーダーライン争い。 その最後の争いとなる北米ファイナルの状況を、全体像とリージョン別、そして参加選手に絞ってお送りします。
各配信や格ゲーチェッカーさん等とボーダーラインの考え方が異なりますが、こういった見方もあるとお考えいただければ幸いです。
全体のボーダー近辺
ボーダー以下の選手たちが全て上位を占めるという可能性もありますが、ここでは以下のように整理します。
ここでFujimura、Big bird、Gachikunはグローバルポイント枠に入ることが確定なので、3枠繰り下がる(各地域ごと)と考え、ボーダーラインが29位まで下がると仮定します。 ※もし北米枠もグローバルポイント枠内の選手が獲得すれば、さらに30位になります。
そうすると現29位は板橋ザンギエフ&キチパーム選手の780ポイント。 一方、今回の北米ファイナルは1位:1000、2位500ポイントです。 1位には誰がなってもグローバルポイント枠に入るので考慮から外し、2位500ポイントを取れば29位内に入れる選手を対象と考えます。
すると780-500=280ポイント、49位QiuQiu選手までを今回の対象と考えます。
ボーダーラインの上は現実的な線、かつ余裕をもって20位ウメハラ&Infexious選手まで含めます。
※ボーダーライン上でタイの場合の扱いは現状で明記なく不明です。 ※地域枠の繰り下がりによってはボーダーラインは変わります。 ※今回の北米ファイナルがSmash.gg登録者121名、スーパープレミアは129位までポイントが与えられます。そのためDQでも97位10ポイントが与えられる可能性があります。
アジア
各選手がポイントを獲得しますが、もけ&ハイタニ&ゲマビ選手は3位300ポイント、りゅうせい&ジョニィ選手は2位500ポイント獲得が、グローバルポイント枠に入る最低限の条件です。
板橋ザンギエフ&キチパーム選手が29位で並んでいますが、このまま29位タイだった場合の上下関係は現状で分かりません。 どちらにしても他選手と自己のポイント獲得から、ボーダー落ちした場合の繰り下がりアジア枠の対象になる可能性が高くなります。
一方、板橋ザンギエフ&キチパーム選手(その上の選手も含む)が共にグローバルポイント枠に入った場合、もけ&ゲマビ選手が繰り下がりアジア枠を争うことになります。
ハイタニ選手は2019/11/16の20:29現在、自宅でポケモンを配信しつつお子さんの世話もしてますので不参加は確実です(DQでも10ポイント与えられる可能性はあり)。 可能性としては、自分より上位のアジア選手が全てグローバルポイント枠に入り、ジョニィ&りゅうせい選手などの自分より下の選手に越されないことが条件です。
北米
Smug選手は3位以上、Justin Wong選手以下は2位以上がグローバルポイント枠に入る最低限の条件です。
北米枠はまだ決まっていませんが、おそらくグローバルポイント枠に入っている選手が獲得することが予想されます。 そうなった場合はグローバルポイント枠が30位まで落ちることになります。
上記から、北米選手にとってのボーダーラインは各選手の活躍次第でかなり変わります。
現実的な可能性を挙げると、
などがあり得ます。
EU
Takamura_B選手は3位以上、Mister Crimson選手以下は2位以上がグローバルポイント枠に入る最低限の条件です。
ここではLuffy選手とTakamura_B選手のポイント差が大きいので、Luffy選手が最悪でも繰り下がりEU枠に入れる可能性が高くなっています。 一方、Takamura_B選手は3位以上に入れない場合、Luffy選手がグローバルポイント枠に入ることを祈る展開となるでしょう。
ラテン
ラテン枠はやや他地域と事情が異なります。 全員がグローバルポイント枠に入っておらず、ラテン枠獲得済みのZenith選手も同様です。
グローバルポイント枠だけで考えると、MenaRD選手は4位(200ポイント)以上、Pikoro選手以下は2位以上が最低限の条件です。
地域枠を含めた可能性で考えると、
くらいでしょうか。 CapcomCup2017覇者のMenaRD選手にとっては苦しい展開です。
まとめ
見どころをまとめますと、
です。
以上、これらの情報を持って見るだけで北米ファイナルが楽しさ倍増になること間違いなし! 各選手の活躍に期待しましょう。
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