【前編】東京ゲームショウ2022開催! 3年ぶりのオフライン開催なので味見してきました。【TGS2022】

ひっさしぶりのオフライン開催だ! ってことで幸運にもビジネスデイに行けることになったので9/15~16の2日間、幕張メッセで開催の『東京ゲームショウ2022』に行ってきました。

 

と言っても、メジャー系はいろんな媒体でレポートが上がるし、ゲーム自体はいずれは発表されるものがほとんど。なので、個人的に気になった所を写真とか撮ってきたのでゆる~りとご紹介します。

 

メジャー系の待ち時間は?

あくまでビジネスデイの話ですが、おそらくTOPクラスのCAPCOMの『PSVR2 BIOHAZARD VILLAGE』と『MONSTER HUNTER RISE SUNBREAK』は、10時開場に対して10:15時点ですでにキャンセル待ち整理券配布中! 『STREET FIGHTER 6』のシングルプレイで11:30用の整理券配布中でした。

 

ただ、STEAM DECKが10:30くらいに並んで15分ほどで入場できました(おそらく初回ターン、くわしくは後ほど)。他のメジャー系も早めに行けば30分もかからないところがほとんどです。

混んでくるのは昼過ぎから。ビジネスデイだしゲーム業界の方々は始動が遅いので。過去の自分のパターンだと、朝は会社に出勤して昼頃に出発して幕張、帰りは直帰というパターンが多かったかな。

午後になると通路を見ても分かるくらい明らかに入場者が増えて、ホールの気温が上昇しているのも実感しました。

 

おそらくピークと言える14~15時で、メジャー系で最大1時間待ちくらいかと。ただ整理券制の場合もあるのでケースバイケース、感覚はテーマパークですよね。

それでもビジネスデイパワーは感じます。推測ですが一般日だと2~3倍かな? 一般日は当然ですが、ビジネスデイに行ける方も、初手にメジャー系を押さえるのが王道ですね。

 

まずは格ゲー系をチェック

と言ってもSF6とVFesの2つですが、今回はこれだけは見ておきたい展示ブースでした。

 

『STREET FIGHTER 6』は2日とも触りました

 

ということでバイオやモンハンは無理でしたが、『Street Fighter 6(SF6)』なら触れるのは大変ありがたかったわけです。

自分はSF5メインの格ゲー観戦勢で、追いかけてるコンテンツで待望の新作が来る雰囲気は未体験。プレイヤーではないけれど、せっかくの新作だしプレイしたかったわけです。

(あ、言ったとおり観戦勢なので技術的な話ではないので許してね。)

 

コマンド入力のハードルは想像以上に高い

昔から格ゲーが好きで波動も昇竜も当たり前に出る人にとっては縁の無い話かもしれません。でも、初心者や向いてない者にとっては「236」や「623」(テンキーに見立てたレバー操作コマンド)は、とてつもなくハードルが高いんです。

▲SF5のリュウのコマンドリスト

 

トレモでそれだけを練習すれば上手くいくと出ますが、試合中はまず無理。波動が昇竜に、昇竜が波動に、必殺技のつもりがピョーンと飛んだり。

上手い人でも「化けた」ってことではあるかもしれませんが、それがあまりに日常すぎるんですね。

 

操作が難しくてミスること自体は別に恥ずかしくないし対戦ゲームのうちなのですが、「コマンドが出せないのは猛烈なストレス」なんです。

そして格ゲー以外のゲーム好きの人から良く聞くのが「コマンド難しいし覚えられないよ~」という感じの言葉。つい最近もFPS系の配信者もおっしゃってました。

 

そういうものが格ゲーだし、そんなことは格ゲーファンもメーカーも百も承知だと思うんです。

そんな中でトライがあったのが、自分が覚えている限り最近ですと『グランブルーファンタジー ヴァーサス(GBVS)』の簡易入力でしょうか(過去の歴史でいろいろあったらスミマセ)。

 

ただ、GBVSの場合は「簡易入力」と「テクニカル入力」があって、テクニカル入力が従来のコマンド入力系です。そして2つの入力には性能的な差があり、テクニカル入力だと「クールタイムが短くなる」「奥技・解放奥技の性能が上昇する」というメリットがあったんです。

 

こうされると何と言うか「素人は黙っとれ!」感があるんですよね。もちろん色々と試行錯誤された結果で搭載されたと思うのですが、自分としては触ろうとする動機にはなりませんでした。

 

 

「モダンタイプ」操作はいい!

で、今回のSF6のモダンタイプによる操作です。

下に貼りますが、「波動拳:△ボタンのみ」「竜巻:←△」「昇竜:→△」「上段足刀蹴り:↓△」で出ます。他のスーパーアーツやコンボも見てのとおりです。自分にも出せます、出しました! くわしいモダンタイプが気になる方は、公式のコチラをご覧ください。

これを使うことで性能的な差はありませんでした。もちろん本格的なプレイでは、モダンタイプにすると出せる技やコンボに限界は出ると思います。

でも、格ゲーに対してハードルの高さを感じる人にはこれで十分というか、これが精一杯の譲歩かと。モダンタイプが入口になって「面白いしクラシックタイプ(従来のコマンド型)にも挑戦しようかな?」となることもあり得ます。

 

どうしたCAPCOM!?

モダンタイプの導入以外にも、1人用の「WORLD TOUR」、対戦ロビー以外にも様々なコミュニケーション機能を搭載した「BATTLE HUB」、フレームのゲージ視覚化やCPU動作レコードなどアップグレードされたトレーニングモードなど、すでに期待できる内容が発表されています。

 

対戦はちょっと……という人への1人用の充実、コミュニティを意識した仮想ゲーセン的広場、やり込み勢が求めていたトレモの充実など、新規層にも既存層にもリーチしている内容です。

 

あまりにも期待できる発表内容の数々に、公式発表をミラー配信していたプロ選手やその視聴者が「どうしたCAPCOM!?」と逆に心配しているくらいでしたw 黎明期からSFシリーズと付き合ってきた方は、CAPCOMが今までどんな新作発表やアップデートをしてきたかが分かっているので思うところもあるのでしょう。

 

と、期待しすぎて裏切られるのも怖いですが、今のところ力の入れ具合自体を見てもリリースが待ち遠しいのは間違いありません。

おそらく次段階の評価は、TGS期間で発表された「CLOSED BETA TEST」でしょう。エントリー受付は2022/9/30 23:59(JST)までです。

 

Virtua Fighter eposrtsコーナーに行ってきた

 

SEGA・ATLASのブースはソニックと維新とペルソナな感じ。巨大ソニックはコスパ良さそうだったり、ペルソナはなかなかの作りだったり。でも、自分はそっちじゃない。ブースの一画に設けられた『Virtua Fighter esports(VFes)』コーナーが目に入ってすぐに並びました。

 

すでにプレイしている人がいて次には順番が回ってきそうなところに係員さんが来て、自分と後ろに並んでいる方に「お二人で対戦していただきますので」的な説明が。いや、俺学生の頃にVF2でジャイアントスイングとかスプラッシュマウンテン出してCPUと少しイチャイチャしただけだよ!

 

後ろの方にお聞きしたら「いえいえ、自分はVF3までですので」って、いやその言い方とか面構えがすでに「バーチャ勢」だって!

 

と、後ろの方に申し訳ないな~と思ってたら、別の責任者っぽい係員さんがさらに来て「この後プロ選手の方がいらして対戦できるのですが、いかがですか?」と。

イヤイヤイヤイヤ、イヤイヤイヤイヤ!

 

いかがですか? とかそういう話のレベルじゃないってw 今度こそ丁重にお断りして、自分は先に少しだけ対CPU戦をプレイさせてもらい身を引きました。すると、プロ選手の方と対戦したい面構えの違うバーチャ勢がいっぱい並んでいる!

 

と、茶化した感じで書きましたが、この熱がバーチャ勢かと。VF4以降新作が出ない中でも根強いファンがコミュニティを支え続け、新作とはならずもVFesが登場して再び熱を取り戻している。

 

https://twitter.com/vf_official/statuses/1571440098813812738

 

もちろん包み隠さず言えば、ブースの中に設けられたコーナーは可愛いものです。でも、ビジネスデイだけでもプレイヤーたちが並び、SNSでも名を知られる人たちが多く訪問していました。格ゲーコミュニティの中でも、バーチャ勢の方たちは一二を争う熱量を持っていることは間違いありません。

 

BRAONブースにももチョコ登場

 

「ももチョコ」は、忍ism Gamingのももち選手&チョコブランカ選手ご夫妻の愛称です。ももち選手はSFシリーズを中心とした有名格ゲープレイヤーで、忍ism Gamingのオーナーでもあります。

 

そのお二人が、Kanroがゲーミング向けに販売している「BRAON(ブレオングミ)」のブースに登場して、サイン入り商品を手渡し販売というイベントでした。

 

という感じでもっともらしい説明しましたが、早い話が大会や配信を追ってるももチョコに会いたかったし写真を撮りたかった! BRAONを買わせてもらってお二人にごあいさつ、そして接写はNGということで適度な距離で写真も撮らせてもらい自分もニッコリ。

 

まあ、ファンボそのものですw 大会や個人の配信を楽しませてもらっていますが、基本的に無料なんですよね。サブスクやチアー(投げ銭)でもいいのですが、せっかくの機会だからという感じで。今後の活躍も期待しています!

 

ゲーミング的なetc

くくりとしては微妙ですが、ようは自分が好きなジャンルということでご勘弁を。

 

FPS系のあの人が

 

以前のTGSですと、例えばTGS2018で「「PUBG JAPAN SERIES 2018 Season 1」開幕戦が会場で開催されました。今回は大きな大会やエキシビジョンは見られませんでしたが、いくつかのブースで選手や実況者の方が登場していました。

 

steelseriesブースにREJECTメンバーとOoodaさん

steelseriesはゲーミングギアメーカーで、正直チェックはしていなかったんです。通路を歩いていると「あれ、この声は聞き覚えが……」と気になって振り向いたら、遠めにステージ上のOoodaさんがいました。最近ではVALORANT・PUBGなどで活躍されている実況者の方です。

 

で、ステージに近づいたらKennyさんにYamatonさんも!?

Kennyさんは日本FPS界のレジェンドで現在はeスポーツチームREJECTのVALORANT部門ヘッドコーチ、そして写真には写っていませんがPCでプレイしていたYamatonさんは元DeToNatorのプロプレイヤー&ストリーマーで現在はREJECTのチーム運営部部長。

個人的にはKennyさんが積極的に表に出られているのがサプライズでもあり、思わず写真を撮らせてもらいました。

 

ガレリアブースにSCARZ&IGZISTメンバー

ガレリアがスポンサー契約を結んでいるeスポーツチームSCARZIGZISTのVALORANTメンバーがステージに。その中で気になる選手の一人である善悪菌選手が。SCARZには先日BLUE BEESのVALORANTロスターが加入しており、善悪菌選手もその一人です。

 

VCT Stage2 Challengers JapanのPlayoffs Day1で見せた対ZETA戦でのBLUE BEESのバインド戦が印象に残っており、名前も性格も個性的な善悪菌選手にフォーカスを当てました。他にもガレリアブースの写真を何枚かどうぞ。

 

ストリーマーのあの「箱」の中

 

ストリーマーご本人でなく、気になったのは防音室。有名ストリーマーの配信を見られている方はご存じかともいますが、配信環境やネタに出てくるあの「謎の白い部屋」です。

今回、YAMAHAが防音室「セフィーネNS」を出展し、ストリーマー・関優太さんの防音室を再現して中に入ることができるイベントを開催していました。

これはもう完全なミーハー心。何とか列に並ぶことができたのですが「中に入って2分間」と回転重視にしていたので多くの人が体験できたようです。これはもう見てもらった方が早いので写真を多めに。なお、この防音室は2.5畳のDr-35タイプらしく、カタログ価格で1,309,000円 or 1,485,000円です。

 

 

 

「お値段以上」のあの看板が

 

なんであの家具&インテリアメーカーが!? ということで緑のあの看板でおなじみのニトリが出展。「LET’S GAME ON!」をキャッチコピーにゲーミング家具を展示していました。

 

と言っても、今となってはチェアやデスクは珍しくない。ワゴンやシェルフも、まああるよねくらいの感想。ただ「ベッド」、これはニトリだ。話を聞いたのですが、展示品のうちPC関連以外はすべてニトリ製とのこと。まあ正確にはこのハイベッドはゲーミング家具のシリーズ内ではなく「ゲーミングルームづくりにおすすめな商品」の一つなのですがw

 

それでは前編はここまで。後編では「STEAM DECK」と「インディーゲーム&スクール系」をお届けします。

【後編】東京ゲームショウ2022開催! 3年ぶりのオフライン開催なので味見してきました。【TGS2022】
前編では自分が好むジャンルをミーハー的に追いかけましたが、後編は「STEAM DECK」と「インディーゲーム&スクール」の2点に絞ってお送りします。 個人的な№1ブースはSTEAM DECK STEAM DECKはSteamが2022年後半...

 


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