9/29はG2E(Global Gaming EXPO)と
P}INBALL HALL OF FAMEへ行くのが目的。
G2Eはいわばカジノ版のゲームショーで
いろんなカジノゲーム機や
カジノに関する様々な製品・システムなどが発表されるショーです。
それではトピックスをいくつか。
こんな感じで事前にweb登録しておいた
バーコードを受付に出すとバッジをもらえます。
これはどこでも同じね。
入場料は一般だと200$するので
気楽に入れるものではないのでご注意を。
カジノゲーム機は日本のパチ・スロのように
ほぼ定まった大きさの台にしなければならない
という決まりはないので、形もさまざま。
これなんかは縦長のモニターを
2枚使ったものです。
そうそう、いわゆるリールや画面ですが
カジノでは約6:4でビデオリールが主流です。
昔ながらの物理リールもまだまだありますが、
新製品ほどビデオリールが多いですね。
アメリカでは「WHEEL OF FOTUNE」
というテレビ番組が有名なこともあり
配当が書かれたホイールが浸透しています。
そしてリール構成は大量の有効ラインを
用意したものが流行。
もちろん昔ながらで日本と同じ
縦3×横3の有効5ラインだけというのも残ってますが
最低でも縦3×横5、そしてそれ以上というのが
大勢を占めています。
ここで気を付けたいのが
「1¢スロット」と現地で言われていますが
これは1ラインに対してのもの。
1プレイでまともに遊べるフルラインだと
1¢×フルラインなわけで
30ラインなら30¢なわけです。
結果的にマシン側が30~80ラインなら
その分の¢が必要なわけで
1¢だけでプレイするのは
ジャグラーを常に1枚掛けするのと同じですw
カジノゲーム機の世界の一つのテーマは「ワイド」
いかに大きな表示面積でプレイヤーを楽しませるか
という方向にベクトルが向いてます。
上記の写真は合計4枚です。
下の3枚モニター画面は
パチンコのマクロスフロンティアF2にも似てる?
流行からスタンダートになっているのが
この縦に長く曲がったウェーブ型筐体。
横は設置面積が限られるので縦に伸ばす。
そして同じ縦の長さなら
曲面にした方が面積が大きくなる。
こうして表示面積を稼ぎつつ
デザイン的にも悪くないウェーブ型筐体が
各メーカーが用意するようになってきました。
最新技術として
モーションカメラで手を取りこみ
画面上に写った手のグラフィックを自分で動かす台も。
ゲームの世界ではXboxのキネクトなどで既出ですが
カジノゲーム機にはおそらく初です。
この台では上から降ってくるキャンディを
手を動かして拾うという
ボーナス内のミニゲームで使われています。
スロットにスペースインベーダー!?
これもボーナス内のミニゲームで楽しめます。
カジノゲーム機の基本に
プレイヤーの技術でペイアウト率が変わってはいけない、
というレギュレーションがあります。
しかし最近ネヴァダ州で新たな法律が通り、
それはいわゆるスキルゲームを認めるという
ものでした。
その内容までは自分は把握していないのですが、
プレイヤーの技術によって
多少はペイアウトが変わるということだと思います。
ただそれによって
機械割100%越えというのは考えにくく
ちょっとしたスパイスに過ぎないと思います。
今までもミニゲーム搭載型はありましたが、
いわゆる「出来レース」にすぎなかったのが
多少は頑張れば報われる、という程度かと。
ともあれ、これは気になる要素なので
これからも追っていきたいと思います。
まあ物理的な制限が少ないというか、
エンターテイメント性が求められるので
こういうのも普通にあるしw
デカすぎるでしょ!
いちいち見上げるっ
てどうなのよw
KONAMIが、なぜか萌えキャラ台を
地味に出してます。
ただシステムはごく普通で
面白くもなんとも無いのねw
たぶん反応を見たり実験してるのだと思うけど
ただキャラ絵出しただけじゃ意味無いし、
北米やアジアでそう簡単に
受け入れられるとは思えないのね。
日本にカジノが設置されるようになって
マッチしたゲームシステムや
既存のIPを使ってファン層取り込みができて
初めて効果が出るのでは? と考えます。
さてG2Eはここまで。
この後は会社の方が
「PINBALL HALL OF FAME」に連れて行ってくれました。
言葉の意味自体は「殿堂」、
ピンボールを大量に設置した
いわばピンボールファンの聖地であり殿堂なのです。
ピンボールは昔は日本のゲームセンターにもあって
アメリカ発祥のアーケードゲームです。
今でもPCやスマホアプリで見かけるよね?
あの2つ(以上)のフリッパーを
自分で動かしてボールを飛ばし、
狙い通りに当てたり通したりして
得点を稼ぐのが本当に気持ちいい。
さらに予備ボールを獲得できるEXTRA BALL、
1クレジット獲得のSPECIAL、
一度に3個以上のボールが同時に出てくるMULTI BALL、
などスキルによるお得感や楽しさがいっぱい!
ただ、
・テレビゲームの台頭
・大きくて経営的に非効率
・物理要素が多くメンテナンスが大変
などで廃れていった悲しいエンターテイメントです。
それでも面白さが失われているわけではなく、
打てば楽しくてしかなく何時間も興じてしまいましたw
1台ずつ写真を撮ってたら
気付けば200枚近くに!
とてもここには乗せきれません。
何とか頑張って
ハイスコア(この概念も今は薄いよなw)を叩きだし、
聖地に名を刻むことができました!
以上が9/29のお話。
爆睡してしまって今は9/30の午後4時です。
今日はラスベガスストリップから北に行った
かつての中心地ダウンタウンに行って
観光を楽しもうかと。
あとストラストフィアタワーに上がって
ベガスの夜景を見てこようかな。
そのまま寝ないで
10/1朝の飛行機に乗って帰ります。
日本到着は、
日本時間10/2午後3時の予定です。
え、勝負の方はって?
また
300$負けたよ
こんちくしょうw
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