ようこそルーキー動画勢! 「EVO Japan 2019」(2019/2/15~17福岡国際センター)で2019年のSFV配信シーンをガッツリ予習しよう!

Capcom Cup 2018が終わると同時にseason 4が発表された「ストリートファイターV アーケードエディション(以下「SFV」)」のプロシーン。 強キャラのVトリガーゲージ下方調整、バーディーやザンギエフの強化、新キャラ・カゲ参戦などプロプレイヤーたちが新シーズンにどう対応していくかが問われ……

……と、そんな難しいことを考えずに見てて楽しければOKなのが動画勢!

ここではCapcom Pro Tour(以下「CPT」)のオフシーズンに開催される「EVO Japan 2019」をどう楽しむかに話題を絞ってお届け。 特に大会を楽しむためのポイントは“Hit確認!”で押さえておきましょう!

 

開催日時・会場

EVO Japan 2019 Presented by NTT DOCOMO 2019年2月15日(金)~17日(日) 福岡県福岡市・福岡国際センター

 

Hit確認!

・2/15:1024→Winners128/Loosers64、2/16:左記→BEST8、2/17:BEST8→優勝の3日間で進行  ※2/14現在のchallonge(https://evo.challonge.com/ja/evojap19sfv)より ・2/17のみ入場チケットが必要、\4,000-~ ・1月中旬の段階ですでに福岡の宿泊施設は全滅状態

昨年は池袋&秋葉原で開催されたEVO Japanも今年は“いろいろあって”福岡で開催。 ならば現地観戦するなら宿が必要……というところだが、これを読まれている時点でまずもうホテルは満室御礼です。空いてても「けどお高いんでしょ?」レベルで漫喫勝負の状況です。

これはEVO Japanが大人気で……というわけでは残念ながら無さそう。 理由は「BTS (防弾少年団) ワールドツアー 日本公演」が福岡Yahoo!JAPANドームで2/16~17で開催されるからに間違いありません。

ここは「くっ、ここでキャラ被せとは卑怯な……」とそれっぽい反応に抑えて、国際的なライン越えをしないよう気を付けましょう。

 

配信プラットフォーム

OPENREC.tv

予選1日目 予選2日目 決勝

AbemaTV(ウルトラゲームス2)

予選1日目 予選2日目 決勝

 

Hit確認!

・昨年通りなら上記2プラットフォーム ・もちろん視聴だけなら無料 ・CPT配信と雰囲気変わりそう

CPTだと、“本家”のCapcomFighters(Twitch配信)を映像ソースにしてOPENRECとTwitchが日本語配信、それをAbema TVもちょい遅れで同時配信ってのがパターンです。 ですが、EVO JapanはCPTとは関係無いので実況&解説メンバーも変わるかも? おそらく総司会と実況&解説で分かれて、総司会側は芸能人&ゲームプロデューサー系になると予想されます。

実況では、アール氏・なない氏・大和氏、解説はハメコ氏などが定番。 一方、総司会側の候補は、まずはEVO Japan事前番組に出演していたゴールデンボンバーの歌広場淳さんと伊藤友里さん。

さらにEVO Japan2018に出演していた“八田姐(ねえ)”こと八田亜矢子さん、関根勤さん、倉持由香さんが候補です(歌広場淳さんも出演)。

Hit確認!的には、2018年SFVシーンへの貢献度から、芸能人を超越したケン使いの歌広場淳さん、噛みまくっても八田スマイルと腰の据わったアドリブで視聴者を和ます八田亜矢子さんの出演とそのコメントに期待したいところです。

あと参加選手の中に「うたじゅん」という登録名があったのですが、これってやっぱり?

 

昨年の大会結果

優勝 INFILTRATION(メナト/ジュリ) 準優勝 竹内ジョン(ラシード) 3位 ウメハラ(ガイル) 4位 ときど(豪鬼) 5位タイ Humanbomb(春麗) 5位タイ MOV(春麗) 7位タイ ストーム久保(アビゲイル) 7位タイ 板ザン(アビゲイル/ザンギエフ)

 

Hit確認!

・みんなのアイドル、竹内ジョン君の出世大会

何と言っても昨年は竹内ジョン君の準優勝。動画勢としては、この結果が評価されてTeam Liquidへの所属が決定したことは押さえておきましょう。

 

試合形式&トーナメント表

ダブルエリミネーション方式、予選は2試合先取、TOP8から3試合先取。 トーナメント表はchallonge参照

 

Hit確認!

・大会&試合形式はCPTと同じで2回負けたら終わり challongeを眺めながら予選を楽しむのが通への一歩

試合形式はCPTと同じ。「ダブルエリミ」「ウィナーズ(Winners)」「ルーザーズ(Loosers)」「リセット」あたりの用語を抑えておきたいところです。

ここら辺の仕組みを知るのに一番なのは、配信をchallongeをチェックしながら見るのが一番です。 トーナメントは全員がWinnersトーナメントからスタートし、1度負けるとLoosersトーナメントに回ります。そしてLoosersトーナメントで負けると敗退となります。

で、このトーナメント方式が進むと最終的にWinnersトーナメントの勝者と、Loosersトーナメントの勝者が残ります。 この2人が決勝「Grand Final」を戦うのですが、当然Winnersトーナメントの勝者(以降「Winners」)はここまで1度も負けていないので優遇されます。

それは何かと言うと、Loosersトーナメントの勝者(以降「Loosers」)は、1度Winnersに勝ってLoosersに叩き落す「リセット」をしなければなりません。

そのリセットに成功すれば、もう一度Loosers同士の戦いとなり最後に生き残った方が優勝です。一方、Winnersがリセットされずに勝てば、その時点で優勝です。

まあ慣れると簡単なのですが……「敗者復活から上がってきた方は決勝では2回勝たなきゃダメ」と覚えとけばOKでしょう。

 

主要参加選手

challongeに登録されている主要参加選手(敬称略、順不同)をご紹介します。

日本人選手

ときど/ふ~ど/ももち/板ザン/マゴ/ネモ/ジョン竹内/かずのこ/どぐら/MOV/あんまん/ストーム久保/もけ/ヴァナヲ/弟子犬/ガフロ/チョコブランカ/キチパーム/ナウマン/犬千代/trashbox/ジョニー/水派/大谷/まちゃぼー/ナリ君

海外選手

JIEWA/Punk/Xiaobao/PoongKo/GamerBee/Oil King/ZJZ/Xian/NL/Xiaohai/Gunfight

 

Hit確認!

・CPTオフシーズンで参加しない日本人プロ選手も多い ・アジア圏を中心に海外有名選手の参加もアリ ・あまり海外大会に参加しない国内の猛者の活躍を追うのが吉

CPTの総決算であるCapcom Cupが終わり調整&キャラ追加が行われ新シーズンを迎える、これが近年のSFVシーンのパターンです。 今年のCPTが3月から始まるので、いわば今がオフシーズンというわけですね。

その中で、CC2019優勝のガチくんや、ウメハラ、ボンちゃん、ハイタニ、藤村、sako選手などは参加しません。 この時期はキャラ変更や調整への対応、オフシーズンのプライベート(例えばガチくん選手は結婚式の為)もあってCPTポイントとは無関係のEVO JAPANを見送る人もいるという訳です。

ゆえに若手や売り出し中のプロ選手、プロではなく海外大会にはあまり行かないが実力のある国内の猛者にとって、絶好のチャンスとなる大会です。 特にこの時期は強豪選手もまだCPTに向けて仕上がってないことも多く、番狂わせも十分あり得ます。

ここら辺を頭の片隅に置きながら実況&解説の話を聞きつつ試合観戦に臨むと、試合ごとのテーマをつかめて楽しみやすくなります。

 

日本人プレイヤー予想使用キャラ

ここでEVO JAPANの参加選手に限らず、主要日本人プレイヤーの予想使用キャラ、そして独断と偏見で活躍が予想されるプレイヤーをご紹介します。 使用キャラに関してはできる限り各配信をチェックしてのものですが、変わっていることも多々あると思いますのでご了承ください。

Capcom Cup 2018出場プレイヤー

ガチくん:ラシード 板橋ザンギエフ:ザンギエフ/アビゲイル 藤村:いぶき ボンちゃん:かりん/サガット(ナッシュ) ももち:コーリン/是空(ケン/バーディー) ストーム久保:アビゲイル(サガット/ベガ) ときど:豪鬼 マゴ:キャミィ ふ~ど:Rミカ/バーディー ハイタニ:豪鬼 sako:メナト(バーディー/カゲ) ネモ:ユリアン/コーリン ウメハラ:ガイル/是空

その他の日本人プレイヤー

ガフロ:バイソン 竹内ジョン:ラシード もけ:ラシード かずのこ:いぶき(キャミィ) まちゃぼー:ネカリ 大谷:豪鬼/リュウ どぐら:ユリアン/ベガ trashbox:バーディー ナリ君:いぶき MOV:春麗 水派:コーリン ズミ:ジュリ あんまん:ユリアン りゅうせい:ユリアン だいこく:バーディー ジョニィ:かりん ナウマン:ケン/さくら ジョビン:ネカリ ヴァナヲ:バイソン 弟子犬:かりん キチパーム:ザンギエフ

主に強豪プレイヤーに多いのですが、今年は複数キャラを使いこなすプレイヤーが増えそうです。 ボンちゃん・ももちなどは昨年からそうでしたが、板橋ザンギエフのザンギエフ、ふ~どのバーディー、sakoのカゲ、ネモのコーリン、ウメハラの是空の登場も予想されます。

 

EVO Japan 2019注目選手

今回はあえて、主に昨年のCapcom Cup出場プレイヤー以外をプッシュしていきます。

もけ(ラシード) 同世代のガチくんCapcom Cup優勝にも刺激を受けつつ、昨年のキャラ変を反省してキャミーから元彼のラシードに。EVO2017第5位、Capcom Cup2017第4位の実力は本物なので、新シーズンの奮起に期待。
ガフロ(バイソン) 使用キャラのバイソンも新シーズンで上方修正を受け、国内最強バイソンの呼び声も。各種大会で活躍し昨年はワンコネクト所属のプロゲーマーに。このEVO Japanは結果を残す絶好の舞台と言えるだろう。
チパーム(ザンギエフ) 中Pの判定強化、ダブルラリアット根元受けからの起き攻め可能など、season 4最大強化キャラと呼び声が高いザンギエフ使い。昨年もキャラ変せずにザンギエフを使い続けただけに、今年はその熟練度が報われる年となるに違いない。
trashbox(バーディー) 通称「トラボ」、熱帯(ネット対戦)でLP世界1位で知られるプレイヤー。オフ対戦でも昨年のCPTジャパンプレミアで7位に入賞し、プロゲーミングチーム「WE-R1」に所属。上方調整を受けたバーディーで一気に才能が開花する年となるか。
弟子犬(かりん) 3rd勢では知らぬ人がいない強豪で、今年はクーペ優勝の壇上で「SFVで勝負する」と熱く決意表明。突然SFVに挑戦するという訳ではなく、これまでSFVでも十分に腕を鍛えランクマでもすでにグラマス。プレイヤーとしての強さはお墨付きでついにSFV大会に登場!

はたして今年初のSFVの大規模大会、EVO Japan 2019のSFV部門ではどんな選手が活躍するでしょうか?

新シーズン開幕を占う重要な大会、今後のCPT配信を楽しむためにも是非チェックしておきましょう!


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